以前、このブログでモロッコ料理について書いたことがあります。

 それ以来、モロッコ料理をキーワードに訪問してくださる方が、いまでも、ほぼ毎日いらっしゃいます。

 このブログでは、モロッコ料理だけでなく、シリア料理や、エジプト料理や、チュニジア料理や、レバノン料理など、アラブ料理全般について書いています。

 しかし、どういう訳か、他のアラブ料理をキーワードにして、ここに辿りつく方は、ほとんど居ないので不思議に思っていました。

 ところが、先日、御徒町を散策していて、どうして多くの方が、モロッコ料理に興味を持っているのか、その理由がわかりました。

 御徒町駅前のデパートに、モロッコ料理で使う『タジン鍋』が、山積みで売られていたのです。

 御徒町から上野に掛けては、アメヤ横丁があるので、このエリアでは海外の雑貨を頻繁に見掛けます。しかし、一個や二個ならいざ知らず、山積みでタジン鍋を売っているのは、どう考えても不自然です。

 それで家に帰ってから、タジン鍋をキーワードに検索してみたら、二ヶ月くらい前にTBSの『はなまるマーケット』というテレビ番組で、タジン鍋が紹介されたことが切欠となって、ちょっとしたタジン鍋ブームが起こっていることが解かりました。

《タジン鍋》

 最近では、テフロン加工した金属性のタジン鍋や、シリコン製の電子レンジ用タジン鍋も、欧米のメーカーが作っているようです。

 しかし、タジン鍋は元々土鍋なので、日本では有田焼、美濃焼、信楽焼、伊賀焼、萬古焼などの窯元が、タジン鍋を作っています。

 どの窯元が作ったタジン鍋も、綺麗な仕上がりですが、日本でこんなにバラエティー豊富なタジン鍋が作られていることを、モロッコの人々に教えたら、きっと驚くでしょう。

 タジン鍋は無水料理ができるので、日本ではヘルシーな調理器具として、流行しているようです。

 ヘルシーな調理方法と言えば、十数年前にスロークッキングが世界的に流行しましたが、タジン鍋はスロークッキングに適した調理器具なのです。

《アラブの窓「モロッコ・タジン鍋料理」》

 ちなみに、スロークッキング(スローフード)は、グローバリズムの象徴であるマクドナルドが、ローマに進出したことを嫌った、トスカーナ地方の人々が始めたムーブメントです。

 本来はイタリアの地元の食文化を守ろうとするムーブメントだったのですが、日本では地元の食文化云々よりも、「ゆっくりと時間を掛けて調理した健康食を食べよう」と言う意味合いで、定着してしまったようです。

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北村陽慈郎
テーマ:アフリカ
ジャンル:海外情報
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流行りましたねタジン鍋 今更、という感じもありますが 両親がお買い物に行ったら衝動買いしたらしい 嬉しそうでした なんでも値切って買ってきたらしい やるなあお父さん へー これがタジン鍋か 色もコリラックマ色ですね 野菜蒸し...
2010/10/25(Mon) 16:08:46 |  ウォームビューティ 岩瀬玲のあなたを変えるコーチング